トヨノ花さんぽ美術館について
花さんぽ美術館は「花さんぽ」というイベントの一つで、
期間限定の美術館です。
花さんぽの活動の始まり
2022年から、豊能町のまち歩きイベント「花さんぽ」を企画しました。
お陰様で地域の皆様のご協力があって、年々イベントの数も増え、交流も深まりました。
美術館の企画へ
豊能町には美術協会もなく、たくさんの芸術家が町外の展示会や公募展に出展されており、豊能町で一堂に展示する機会があれば、地域の方も見ることができると考え、花さんぽ美術館を企画しました。
また、レジェンドに続けとばかりに若い才能も後に続いてくれたらと年に一度の「花さんぽ」期間中に豊能町立ユーベルホールロビーにて展示する企画です。
ご挨拶
2022年と2023年に「花さんぽ」を開催する中で、おうちギャラリーが特に増加したことが確認できました。この取り組みは、地域の皆さんが参加しやすい催しであったと考えています。
おうちギャラリーの数が増えると同時に、本気で取り組んでいる作家の存在も多く、多様な才能を発見しました。そこで、2024年にはユーベルホールのロビーにて「花さんぽ美術館」を開催し、豊能町在住の作家による日展や国内外の公募展で入賞された作品を一堂に集め、美術展を組み込みました。この展示はとても見ごたえがあり、好評を博しました。
これも花さんぽを応援してくださる地域の皆様、主旨をご理解くださる協賛・協力してくださる団体や個人の皆様のおかげと感謝しております。
「花さんぽ美術館」を経て、近隣の公募展での入選作品が多く存在することを確認し、この町には美術協会が存在せず、展示会の機会が少ないことに気づきました。美術に対する関心が高まっていることから、毎年のイベントに公募展を組み込み、地域で将来有望な作家を育て、応援していくことが町の魅力を高めると考えています。2025年には若手作家の登竜門となる公募展を目指します。
今回は「私の好きな赤」をテーマに作品を募集する予定です。赤色はインパクトがあり、元気ややる気を引き出す効果が期待できるため、花さんぽ美術館公募展の第1回目のテーマに選びました。
赤に連想されるものについては、分野やイメージを問わないつもりです。
今後の第2回以降は、色によってその年のテーマを決定していく予定です。